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〜畳表の原料 イ草の産地 熊本県八代市を訪ねて〜

2012年 イ製品品評会

 今年で二年目になる品評会。今年は初日だけ、単独行動で別な所に行ってまいりました。

 今年で2年目になる品評会に行ってまいりました。

 阿蘇熊本空港より八代市に向けて、いつもの「ばんぺいゆ号(写真左)」に乗り込み第2の故郷・八代市へ。今回は百瀬畳店さんのご厚意で、品評会の前に百瀬さんの「通称・TATAMOハウス」にお邪魔しました。
 百瀬さんは長野県の畳店ですが、TATAMOプロジェクト遂行のため一人地元を離れ、熊本県は八代市にて工場を構え、自分で畳表を製織し、畳に製造するまでの一連の作業を一人でこなしています。 

 TATAMOについてはこちら→http://www.tatamo.jp/

 近年カラー畳のへりなし半畳を好むお客様も増えてきています。素材は主に和紙表や樹脂表。ですが、イ草生産者農家の減少や、畳は農産物という観点、イ草に勝る素材はないということを踏まえ、あくまでイ草を使って新しい畳の形を提案しているのがTATAMO。

 TATAMOは、短くて処分されるイ草を有効利用して染色し、色々なカラーバリエーションでデザイン性も高い作品です。写真は下永さんのイ草をカラー染色したものだそうです。

 選別をする百瀬さん(写真左)。 カラー、組み合わせも多種。TATAMOフローリング(写真右)。

 百瀬さんに別れを告げ、品評会の打ち上げに参加。今年の農林水産大臣賞は橋口英明さん(写真左)。何度目の受賞かわかりませんが、言わずと知れた日本一の生産者です。祝勝会終了後、橋口さん宅にお招きいただきました。写真中央は橋口さん宅の保管庫。今までのキャリアと、ポスターのモデルにもなっておられていました。祝勝会で偶然撮った写真右は、品評会で常に上位入賞され、当店でも在庫させて頂いている御3方。写真右(左から小嶋新吾さん・石橋幸浩さん・橋口さん)。

 次の日は千丁町の会場へ…。

 写真左が畳表の部。中央が畳表になる前の原草の部。今年は去年と比べて見ごたえがあり、上位入賞された品種・ひのみどりの畳表は粒が太目でしっかりそろってました。今年は3方の受賞した畳表を仕入れさせてもらいました。当店HP"価格表ページ"参照。写真右が2度目の式典。畳屋道場(株)・鏡代表も来賓として挨拶。

「田んぼで見かけたら宜しくお願いします!」と、スピーチ。

 写真左はイ草神輿。会場には野点席が設けられておりました(写真中央)。手織りでカラーイ草を製織しておりました(写真右)。

 写真左が自分の作品を前に絞り織りについて談話している小嶋さんと、橋口さん夫婦。

 写真中央が絞り織りを施された畳表。畳表の筋が通り、しっかり製織されています。

 写真右が普及品の畳表。写真を見て頂ければお分かりですが、ここに生産者の製織技術の差が出ます。どのようなイ草でも絞り織りで綺麗に仕上がるわけではなく、良いイ草じゃなければ製織中にイ草が切れしてしまい、仕事にならないそうです。よって絞り織りが施された畳表は、見た目も品質も良質な畳表ということになります。これは産地研修を続けなければ学べない事でした。

 品評会2年目にして感じたことは、やはり畳表は農産物で、品種も数種類あり、その年の作柄というのが非常に重要だと感じました。各賞受賞された畳表は素晴らしい作品が多く、それらを畳屋道場ネットワークで仕入れられる環境を生かしてエンドユーザーの皆様に良さを出来るだけ伝えていきたいと感じた、二度目の品評会研修でした…。

 

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